PROJECT STORY
イベント事業

一流の音楽で人々を幸せに。感動を届け、人生に刻まれる仕事

名古屋クラシックフェスティバル企画・制作

プロジェクトストーリー01 キービジュアル

プロフィール

  • U.M

    イベント事業本部

    エンターテインメント事業部

    プロデューサー

  • T.Y

    イベント事業本部

    エンターテインメント事業部

    アシスタントプロデューサー

  • K.Y

    イベント事業本部

    エンターテインメント事業部

    アシスタントプロデューサー

1983年、中京テレビ放送開局15周年を記念してスタートした「名古屋クラシックフェスティバル」。中京テレビクリエイションの代名詞ともいえる音楽の祭典です。40年以上の伝統を誇る本事業に携わり、企画・制作を担う3人が、その魅力や仕事のやりがいを語り合います。

CHAPTER. 1

内容と質の高さにこだわり、 超一流の音楽体験を

――中京テレビクリエイションの歩みと共に歴史を刻んできた「名古屋クラシックフェスティバル」。それぞれの接点を教えてください。

  • K.Y

    「名古屋クラシックフェスティバル(以下、クラフェス)」は、今年で44回を数える歴史あるフェスティバルです。オーケストラやオペラ、バレエ、トップアーティストのリサイタルなど、世界が注目するアーティストが名古屋に集結。私は、1987年に行われた第5回から企画・制作に従事しています。

  • U.M

    私はもともと、他のクラシック音楽事務所に勤めていました。演奏家のマネージャーなどいろいろな仕事をしましたが、K.Yさんからの依頼を受けて、クラフェスのいくつかの公演で譜めくり(ピアニストの横で演奏に合わせて楽譜をめくること)をしたこともあります。後にその音楽事務所を退職し、中京テレビクリエイションへ入社することに。以来、クラフェスに携わり今に至ります。

  • T.Y

    私はピアノとバレエの習い事の経験はありましたが、特別クラシック音楽に造詣が深いということはありませんでした。しかし入社後、クラフェスを担当する部署へ配属となり、チケット管理や広報を担当しているうちに、クラシック音楽に魅了されました。2025年からは、K.YさんとU.Mさんとともにアシスタントプロデューサーとしてクラフェスを支えています。

――40年以上にわたってクラフェスが継続されてきた背景、愛され続ける理由を教えてください。

  • K.Y

    第1回クラフェスの開催当時は、名古屋のクラシック音楽イベントというと、他局の音楽祭が先行していました。他局は春の開催で、クラフェスは秋開催。「芸術の秋」ということもあり、後発ながら盛り上がったんだよね。

  • T.Y

    K.Yさんが従事し始めた頃はバブル全盛期であり、企業メセナも活発だったことから、協賛企業の力添えも大きかったと思います。そういう時代背景の中から、少しずつ確かな基盤を築いていったという歴史があります。

  • K.Y

    そして何より、アーティストの選定に際して、内容・質の高さにこだわり続けてきたことが、今もお客様の支持を得られている一番の理由かな。

  • U.M

    きっと、そこに一切の妥協がないからこそ、クラフェスは愛され続けているのですよね。世界的な超一流の演奏家や演奏団体が生み出す音楽を、名古屋で体験できるという価値を提供し続けること。それが、お客様の信頼につながっているのだと感じます。

CHAPTER. 2

人任せにせず、 最後の一瞬まで全員で見届ける

チャプター2 イメージ

――他の音楽の祭典とは一線を画す、クラフェスの強みはどのような側面にあるのでしょうか。

  • K.Y

    先に挙げた、質の高さへのこだわりに加え、担当者が深くクラフェスに携わっていることも優位性の一つですね。その分思い入れも強いですし、関係者からの信用も厚いのではないでしょうか。

  • U.M

    私の場合は特に、前職の音楽事務所時代から縁のある人も多く、人と人のつながりこそがこの仕事の命綱だと感じる場面は多々ありますね。

  • T.Y

    チーム力もクラフェスの強みですよね。プロデューサーを中心として企画・営業・販売・広報の各担当者が責任を持ち、毎週の会議で進捗確認と話し合いを重ねながら、チームとして一つのプロジェクトを動かしている。だからこそ、結束力が生まれ、継続できているのだと思います。公演当日の会場準備、アーティスト対応、お客様のお迎えと送り出し、撤収から会場施錠まで携わり、最後は反省会から精算まですべてのプロセスに責任を持って取り組んでいます。

  • K.Y

    確かに、他社の人には驚かれるね。主催者として最後の一瞬まで見届けたい、全力で向き合おうという姿勢は、クラフェスに限らず「ディズニー・オン・アイス」など、当社の他のイベントも同じ。中京テレビクリエイションの社風ですね。だからこそ、出演者をはじめ関係者との信頼関係が育まれ、携わるスタッフ全員が一体感を持つことができるのだと思います。

CHAPTER. 3

上質な音楽に触れる多幸感を、 一人でも多くの方へ

チャプター3 イメージ

――クラシック音楽のイベントを担当していて、やりがいを感じる瞬間や印象に残っているエピソードはありますか?

  • K.Y

    挙げ始めたらきりがありませんが…最も印象に残っているのは、世界的なソプラノ歌手のリサイタルを行った時のこと。終演後、感動したお客様が興奮して全員スタンディングオベーションで、拍手と歓声の嵐! 舞台に押し寄せんばかりの勢いということがあり、クラシック音楽の公演なのに、こんなこともあるのだと驚きました。音楽の力、生演奏の力というものの凄さを改めて思い知りました。

  • U.M

    私はその時はまだ前音楽事務所勤務で、ピアニストからの指名で譜めくりをしていたのですが、感極まって泣いている観客の様子を目の当たりにして、もらい泣きしそうになりました。そういうお客様の反応をダイレクトに感じられた時は、この仕事をやっていて良かったと心から感じますよね。

  • T.Y

    終演後のU.Mさんは、本当にいつも幸せそうな表情をしています! 幸福感が全身からあふれ出している感じです。

  • U.M

    美しい音楽や演奏に触れると多幸感で満たされるんだよね。あの感覚を、ぜひもっと多くの方と共有したいです。

  • K.Y

    クラフェスのような一大イベントは、数年前から企画をして紆余曲折、いろいろな工夫と準備の積み重ねでようやく当日を迎えます。でも、終演後のお客様の様子を目の当たりにすると、すべての苦労が報われる気がします。

――クラフェスにとってターニングポイントとなった出来事は?

  • T.Y

    これまでクラフェスは、幾度となく危機に直面してきました。コロナ禍は深刻で、公演中止の連続、実施できたとしてもチケット販売数は激減。会社としても「今後、本当に続けられるのか」という議論が何度も重ねられました。

  • U.M

    そうだね。でも、毎年クラフェスを待ってくれているお客様がいる。「他のイベントは全部諦めても、クラフェスだけは行きたい」と言ってくださるお客様がいる。その信頼を裏切るわけにはいかない。その思いが、私たち全員の背中を押してくれました。

  • K.Y

    コロナが過ぎ去った後も、輸送費や航空運賃、ホール利用料の値上がり、アーティストの出演料の高騰など、収支に苦悩する場面など課題は今現在も山積しています。でも文化事業としての役割、責任をしっかり守らなくてはいけない。

  • T.Y

    いろいろな危機と本気で向き合ったからこそ、根本的なところに立ち返ることができたのかもしれませんね。「一流の音楽を名古屋で!」という思いを改めて強くし、クラシック音楽の魅力をもっと広く発信していくための道筋を模索しています。その一つの試みとして、2026年度は従来の秋開催に加えて、6月にもコンサートを開催することになりました。

  • U.M

    そうそう。これまでは秋から冬にかけての公演を終えて「さあ、翌年へ!」という流れでしたが、今は秋開催と6月開催の企画が同時進行している感じ。年中クラフェスのことを考えていますね。でも、一年を通してあの感動を味わえるなんて格別。お客様の笑顔を想像するだけでわくわくします。

CHAPTER. 4

SNSで舞台裏やアーティストの素顔を発信し、クラシック音楽を身近に

チャプター4 イメージ

――若い世代に向けての発信にも積極的に取り組まれているそうですね。クラフェスの新しい楽しみ方についてもお聞かせください。

  • U.M

    新しい客層の開拓の必要性も感じ、いろいろな試みをしています。

  • T.Y

    ひとつは「U26チケット」の販売です。若い世代が、クラシック音楽を楽しむ機会が減っているという現実を受けて、上質なクラシック音楽をもっと身近に感じてほしいという思いからスタートしました。小学生から26歳までの方は特別価格2,000円で、世界トップクラスのクラシック音楽の公演を体験できます。

  • U.M

    若い世代をいかに取り込むかを考えた時には、デジタルネイティブ世代にクラシック音楽をどう発信するかも大きな課題です。

  • T.Y

    そうですね。新しい取り組みとして、若手の中京テレビアナウンサー・吉澤陽菜さんをアンバサダーに起用し、SNSを通してクラフェスの魅力を発信し始めました。例えば舞台裏に潜入したり、リハーサル見学に参加したり、若者目線での感じ方や楽しみ方を紹介しています。普段は入ることのできない裏側をお見せしたり、終演後のアーティストの素顔を紹介したりすることもあります。クラシック音楽愛好家の方にとっては周知のことであっても、若い世代の方が等身大で発信することにより、クラシック音楽やコンサートに興味を持つきっかけになればと思っています。

  • U.M

    クラシック音楽って、全然難しくもないし、遠い存在でもないということも知ってほしいですね。

  • T.Y

    プロデューサーだからこそ知り得る、アーティストの素顔が垣間見えるコンテンツも好評です! アーティストが好きな食べ物や趣味といったプライベートな一面、楽屋トークなどを通じて、ぐっと身近に感じていただけると思います。

  • U.M

    最近は日本人ピアニストの人気も高まっていて、ピアニストの“推し活”も広まりつつあるよね。一度、あの音楽に浸ればきっと“嬉しい、楽しい、幸せ”という心を揺さぶられる感覚が自然と湧きあがってくるはず。ぜひクラシック音楽初心者の方も、“推し”を探しにホールへ足を運んでほしいです。

――クラフェスを未来へつなげるために、求める人材とは?今後の展望についてお聞かせください。

  • K.Y

    若い世代にクラシック音楽の魅力を伝えるためには、私たちの仲間にも若い戦力が欠かせませんね。中京テレビクリエイションという会社は、自分が「やりたい!」と願えばチャレンジできる土壌が用意されている会社。何事も恐れることなく、素直な心で挑戦する方と共にクラフェスをはじめ、いろいろなイベントを盛り上げていきたいです。

  • U.M

    あの感動を間近で体感できるなんて、本当に幸せな仕事です。クラシック音楽に限らず、楽しさや感動を私たちと共有できる方は大歓迎。この仕事は、単に仕事として割り切れるものではなく、きっと人生のワンシーンとして深く心に刻まれるような、貴重な経験ができる仕事です。

  • T.Y

    多種多様な娯楽があふれている今の時代ですが、ホールへ出向き、生演奏を耳だけでなく全身で体感して心を揺さぶられる感動体験は、クラシック音楽や芸術の特別な魅力です。幸せな記憶を呼び起こすきっかけにも、苦しい時の癒しにもなりますね。

  • K.Y

    そうですね。会場で目の当たりにする生の音楽は、言葉がなくても、知識がなくても、心に直接訴えかける力を宿しています。

  • U.M

    はい。その素晴らしさ、魅力を伝え続けることが私たちの使命。共に力を尽くし、感動を分かち合える仲間と、次世代に向けてクラフェスのバトンをつないでいくことが一番の願いです。

interview

社員インタビュー

社員の声やプロジェクトのエピソードを通して、仕事のリアルをお伝えします。

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